一寸先は靄

文系学部から理系大学院に進学し四苦八苦するだけの日記。

抄訳:How to Get a Ph.D. in Mathematics in a Timely Fashion (3)

http://www.math.washington.edu/~billey/advice/timely.fashion.pdf

 前回の続きから。

 

0.2 どのように指導教官を選ぶか

指導教官の選択は進学後最も優先度の高い作業になります。以下の手順で進めることができるでしょう。

(1)自分の関心を把握し、その分野の教員をリストアップ、また関連する分野を把握し、その分野の教員もリストアップし、指導教官の候補リストを作りましょう。

(2)候補リストの教員の講義を履修したり、ウェブサイトから彼らの論文を読んでみたり、直接彼らと話してみたり、その分野の興味深い発展や進展を尋ねてみたりできます。また彼らの学生に対して、どれほどの時間の指導が与えられるか、彼らがよい問題を知っているか、以前の学生がどこにいるか(特に就職できたか)、テニュアであるかを尋ねることもできるでしょう。

すべきこととすべきでないこと:定期的に候補リストの教員と話してみて、プロジェクトに参加してみましょう。プロジェクトとは、何かを読むものであったり、コーディングであったり、また研究であったりします。積極的な訪問も必要になるでしょう。自分にあった教官かどうかを選ぶか前によい関係を数ヶ月にわたって築き上げるべきです。そうして、指導教官になってもらえるか個人的に尋ねましょう。

分野や教官の選択に神経質になる必要はありません。どんな分野も十分に理解できた時良さがわかるものです。大事なのは協働したいと思える相手を見つけることです。そのような相手を見つけた後に迷う必要はありません。指導教官の選択は科学的なものではなく、数学的な意味での最適化はできません。

メールで指導を頼んではいけません。直接この会話はなされるべきです。貴方を知らない人に頼むべきでもありません。大抵断られるでしょう。教授が学生を指導するというのは、10年ほどにわたって協働し推薦状を書く長期の責任を伴います。テニュアを得るまでに教授の助けが必要になるのです。

 

次が具体的な研究の話なので、しっかりやりたいなと。